大人も子供も、教育法は限りなく似ている・・・

これは読んだ本の記録です◎
世界最高の子育て|ボーク重子 著

子育てをしていない私ですが、笑 
子育て目線以外でも、役立ちそうなことが多々あったので、自分の言葉でシェアします*

===この本を手にとった理由===
先日キャリア教育コーディネーターの研修を受講して、実は講師の先生におすすめしてもらった本なんです。
研修の終わりに、生徒一人ひとりにおすすめの本を紹介してくださいました。(この気遣い感動)
なぜお勧めしてくれたのか?までは聞けていなかったのですが、恐らく、ベンチャー企業でいていて、立場上指導することもある私にとって”教育”面で役に立つのではないか。と思ってお勧めしてくださったのかなぁと、勝手に感じています。
=====================
※あくまで私視点で、自分が特に心に残った箇所について書いていますので、かなり省いてしまっていますが、少しでも気になるなぁと思ってくださった時は、ぜひ他のいろいろな内容も書いてありますので、お手にとってみてください*


まずこの本を読んで節々に感じることは…
<自分で考え自分から学ぶ力は、子供の頃から鍛えられる>
指示待ち、答えをすぐ求める、自分で考えない というような風潮には、私もたくさん出会ってきました。特に初めて後輩を持った時、そんなことを感じ、”後輩ができた!私も頑張らなくちゃ〜”なんて意気込んでいたものは一気に失せましたね。笑

もちろん、大人になってからも鍛えられる力とは思うのですが、自分で気がついてなんとかしようと思うまで、非常に時間がかかります。
会社でも思ったことをすぐに投げかけてしまう私は、それをやめてくれと言われたところでできる自信がありません。笑

習慣のようなもので、良い習慣を始めて習慣化させるのも、悪い習慣をストップするのも安易なことではないですよね。

著者のボークさんは、娘さんが学校から帰ってきたら必ず、”今日はどんなことがあった?”と聞いていたそうです。
ここで重要なのは、”今日はどうだった?”では無いということ。
※惜しくも私は、旦那さんに”今日はどうだった?”と聞いてしまっている気がするので、今後直していきたいと思います。笑

Yes,Noのような答えが終わらないようにすることがポイントです。
(クローズドクエスチョン)
“今日はどうだった?”という質問の答えには、普通だった。とか、良い感じだった。とか、答える側の主導権を少し奪ってしまうというデメリットがあります。
※仕事上、作業が終わったか終わっていなかなどの確認時は、こうした質問方法の方がいい時もありますね。

一方、”今日はどんなことがあった?”という質問の答えは、相手に委ねられます。
(オープンクエスチョン)
自由に発言できる質問法として、オープンクエスチョンは有名ですよね。
(と、私は2年前くらいに授業で先生から聞いて知りましたが笑)

相手に考えさせ発言させるということは、日常でも十分に、育てることができます。

<チャレンジとスキルのバランスが重要ということ>
子供、大人に関わらず、自分の好きなことや能力を試す機会が多く訪れます。
自分の持っているスキルに対して簡単すぎれば退屈になり、難しすぎると不安になる。

分かっているものの、中々うまくスムーズにできるものではないと、私自身感じています。
それぞれの社員のスキルのレベルを把握し、目の前の目標にどれくらい難しさを感じているかを注意深く観察することは、社員の人数が増えれば増えるほど、本当に大変。笑

特に子供のうちは、自分がどれくらい能力があって、どれくらいのことなら自分が集中して熱中できるのか(フロー状態)は分かりません。
でも正直、大人もまぁまぁ分かっていないと思うんです。笑 私自身を含め、一緒に働いている社員がそれを理解しているか、じぶん理解ができているかは、正直微妙ですね。笑

ただ、そのことを踏まえた上で仕事をするのとしないのとでは、経験の深みが変わってくるのでは無いかなぁと思います。


<協働する力 とは、コミュニケーションを通じ心をあわせ、助けあってともに仕事をすること>
著者は、これについてもとても重要だと言っています。
自分達でルールを作り、自分達がそれを守る。そしてお互いを応援しながらコミュニティの一員であることを学ぶ。
自分達でコミュニティーを良くするためにはどうすれば良いのかを考えて、行動できるようになってほしいという想いからです。
(こんな学校に行ってみたかったぁ〜〜〜もう小中の良い記憶なんてほとんど無い…^^;笑)

この具体的ないい例として、ボーヴォワール校(アメリカの初等教育専門の学校)が挙げられていて、その話もとても興味深かったです。
この学校では、子供たちが同じコミュニティーに属する一員であるという自覚を促すため、さまざまな取り組みをしています。
・学校初日に”どんな事を学びたいか”という夢や希望を紙に書き、教室内に貼し、クラス全員で共有
・一人一人の夢を叶えるためにはどうすればいいか?というルールを自分達で考える。
→クラスのルールは先生から与えらえず、自分達で考えるというのが斬新ですよね。

(いま、そうゆう学校が日本にもあったらごめんなさい・・)

この中で言うコミュニティーとは、”学校”や”職場 “や”家庭”、”それ以外のコミュティー”等々さまざまです。

具体例として学校のコミュニティーを挙げられていますが、これは学校だけれは無く、家庭や職場でも流用できそうだと感じました。


最後に、私自身とても大切にしている、”働く上での心構え”のようなものが、この本にも書いてあったので、シェアします。

<失敗したら、ただ良い方法を教えるだけじゃダメ>
“こうすれば良いんじゃない?” “こうすると良いよ! “と答えを示したり手本を見せたり。これは、とても簡単な事ですが、これではその場は良くても、本人の為にはなりません。

ついつい手を差し伸べたくなってしまうのは、後輩を見ていても、お子さんを見ていてもきっと同じじゃ無いでしょうか。
(子育てをしていないのにこのような発言をすみません^^;笑)


私は、実は社員1人目で今の会社に入社をしているので、失敗を嫌なほどしてきました。ただ教えてもらえる時間が無いために(笑)その都度自分で”どうやったら上手くできるかな?””これってどうやったらミスなくなるかな?”等々考え、色々な方法をトライしては修正し、またトライを繰り返してきました。
失敗は成功のチャンス。こんなかっこいい言葉を、本当に体感することになるとは思いませんでしたね。笑

その時は頼れる人もほとんどおらず、とてつもなく辛い日々でしたが…笑
今ではその経験が自分自身の糧になっていることが良く分かります。

教えてもらうのではなく、自分で考える。
冒頭で、この本では節々に感じることとして”自分で考え自分から学ぶ力は、子供の頃から鍛えられる と”だと挙げさせてもらいましたが、こうした学ぶ力は、親や上司がしっかり導いていかないといけないんだなぁって、改めて感じさせられました。


比較的気をつけて問いかけている方だとは思いますが、やっぱりとっさに”こうしたら良いんじゃない?”と、言ってしまいますね。
この言葉、自分の中で禁止令でも出しましょうかね。笑

せっかく本を読んでいるので、もっともっと自分の言葉でシェアしていく予定です◎!書きながら、思い出して、本当に良いアウトプットになりました。笑

表現の仕方、種類、文章の公正等々も、勉強していきます〜!!!


それではまた!!

れいちぇる*

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP